2007年8月26日日曜日

代表目指し、氷上熱く アイスホッケー男子、苫小牧で合宿始まる

 アイスホッケー男子の二十五歳以下日本代表候補の強化合宿が二十三日、苫小牧市白鳥アリーナで始まり、苫小牧の高校出身者や王子製紙所属などの地元関係選手が多数参加し、代表を目指して激しい練習に汗を流した。
 参加三十六選手のうち、苫小牧にゆかりがある選手は十九人と半数以上。駒沢苫小牧高校出身で王子製紙所属のFW石塚武士選手(20)は「ナショナルチームに選ばれている選手も多く、刺激になる。世界選手権は札幌で開催されるだけに、ぜひ代表に選ばれたい」と意気込みを話した。
 同じく駒苫高出身で西武に所属するFW佐藤翔選手(23)は「僕らの年代の選手が、これからの代表にとって重要になる。合宿の内容はハードだが、それを思えば充実感がある」と気を引き締めていた。
 昨年九月以来となる苫小牧での男子の日本代表候補合宿。今回は来年四月に札幌で開かれる世界選手権二部に相当する世界選手権ディビジョン1に向けたもの。日本代表は十二月にハンガリーで行われる国際大会前に発表される予定。合宿は二十六日まで行われる。
(北海道新聞より引用)

2007年8月16日木曜日

市民芸術祭文芸部門大賞に木村さんの俳句

 二○○七年度の札幌市民芸術祭・文芸部門の大賞に、兵士として体験した六十二年前の終戦への思いを込めた手稲区新発寒の無職、木村一雄さん(87)の俳句作品「復員証書」が選ばれた。選考委員会は「戦争への思い、記憶を見事に表現しており、誰もが共感できる」と高く評価。木村さんは「戦争の真実を少しでも皆さんに感じて取ってもらえればうれしい」と話している。  札幌市民芸術祭は市民参加や公募で舞台、展示、発表など十部門の芸術活動を行う事業。各部門で選考会を行い、大賞などを選んでいる。文芸部門の「さっぽろ市民文芸」は一九八一年度に始まり随筆、小説、詩、評論など九ジャンルを毎年春に公募。本年度は各ジャンル計二百五十三の応募から木村さんの「復員証書」が大賞に選ばれた。

(北海道新聞より引用)

2007年8月3日金曜日

夏休み朝の風景に異変? 子供減ったラジオ体操 安全面でためらう親も

 「会場の皆さん、全国の皆さん、海外でラジオをお聴きの皆さん、おはよーございます」で始まる朝のラジオ体操。夏休みに入り、各地の公園や空き地などで早朝のラジオ体操をし、出席カードにスタンプを押してもらう子供たちのうれしそうな姿が見られるようになった。ただ、近年は少子化に加え、安全面から子供を行かせることをためらう親もいる。ラジオ体操の「後継者」は減少の一途をたどっている。
 札幌市白石区の白石東冒険公園。朝日が照らす中、約八十人が音楽に合わせて体操を始めた。子供は約半数。中学生の姉と参加した大谷地小五年の小山遥さん(11)は「近所に同級生は二、三人しかいない。今日は一人来ていた」と、少し眠そうな表情で話す。
 指導する伊辺正敏さん(63)は全国ラジオ体操連盟公認の一級ラジオ体操指導士。全国で二十二人いるうちの一人だ。札幌地区ラジオ体操連盟理事長も務める、この道三十四年のベテランは「本当はもっと集まっていいはずなのですが。実は、子供が集まらないのは全国的な問題です」と、憂える。
 夏休みにもかかわらず、中には大人が大半を占める会場もあるが、原因はさまざま。少子化はもちろん、子供だけを外出させることに対し、変質者や事故を考えて不安を感じる親もいる。七月三十日には白石区内で、祖父母の家に旭川から遊びに来ていた児童が、ラジオ体操帰りに車にはねられ死亡する痛ましい事故があった。ラジオ体操に熱心な大人たちは衝撃を受けた。
 学校によっては、教諭が早起きの大切さを説く一方「体操への参加は自由。親やきょうだいと行きなさい」と、慎重に指導をする例もあり、みんなで参加する機運になりにくい。
 一方で大人の参加はお年寄りを中心に盛んなだけに、伊辺さんは「健康のバロメーターとなるラジオ体操を次世代に伝えたい」と願う。各連盟は「学校で指導できる教員が減り、なじみがないことも一因」と分析。伊辺さんも市内の学校に出向き、教員と児童を随時指導するが、潮の流れを変えるまでには至っていない。
(北海道新聞より引用)